於玉稲荷神社雅楽部 (瑞穂雅楽会) について    
1978年(昭和53年)…神社祭祀での雅楽演奏・舞楽奉納に資するため於玉稲荷神社・三田貢宮司
              が雅楽実演家を神社職員として迎え、「於玉稲荷神社雅楽部」を創設。
              三田貢宮司自ら会長となる。

1996年(平成 8年)…雅楽を単なる神社の儀礼音楽としてのみならず一個の独立した芸術として
              捉える立場から三田徳明主席により「瑞穂雅楽会」と改称・再編。
               神社、仏閣の祭事・法要での奏楽は言うまでも無く、世界芸術としての雅楽を
              国内外に発信するようになる。

               三田徳明主席はまず、国内各地に雅楽講座を設置し、多くの門下生を育成。
              そのうちの優れた者は瑞穂雅楽会において研修を重ね、第一線の演奏家として
              活躍するに至る。
               他方海外では中国の中国芸術研究院(北京)、北京舞踏学院(北京)、
              杭州師範大学(杭州)、南京音楽学院(南京)、中国音楽学院(北京)、
              韓国の韓国芸術総合大学(ソウル)、國立釜山國樂院(釜山)、
              東アジア伝統芸術研究院(水原)ほかで日本雅楽の共同研究、講演、講義、
              ワークショップ、集中レッスンなどを実施。

               更にはヴェトナムのVICAS主催の林邑楽調査プロジェクトに参画するなど、
              雅楽のふるさとアジア諸国において、日本雅楽の存在価値を啓蒙し続けてきた。

2011年(平成23年)…「我が国が伝承してきた日本雅楽の教習を外国で行うことは、会設立の趣旨に
              そぐわない(会長夫人)」

               との意見をうけ、瑞穂雅楽会は宗教法人於玉稲荷神社の一部門である
              「研修会」として初心に立ち戻り、神社祭祀での奏楽に特化した活動を行うべく、
              三田貢会長により再々編された。 


        現在、於玉稲荷神社雅楽部の稽古は、三田徳明主席の指導の下で継続される一方、
        三田主席により提唱されてきた「世界芸術」としての雅楽古典研究・伝承・普及など
        神社以外での諸活動は三田徳明雅樂研究會《雅樂瑞鳳會》に引き継がれている。

 

 

現在の主な活動

 於玉稲荷神社の祭事における奏楽。またそれに資するための楽人の養成。


  ■従来行ってきたさまざまな雅楽講演・公演活動は三田徳明雅樂研究會
    引き続き実施しています。
    講座・公演情報はこちら


於玉稲荷神社雅楽部 事務取扱い
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Tel 03−3655−8502
 ( +81-3-3655-8502)